メリー大晦日

宅配食サービス「けんたくん岡山店」の横山貴光です


- 血糖コントロールが不良である
- 高度の肥満が解消できない
- 慢性肝炎、肝硬変で治療を受けている
- 糖尿病合併症が中等度以上に進行している
- 一度飲むと全く酒量が守れない、毎日飲んでしまう
糖尿病患者さんは、アルコールを飲むときはご飯を減らしている人が多いといわれています
インスリンや服薬中の方で、アルコールの多飲後、糖質不足で低血糖になる方もおられます
「アルコールを飲む分、ご飯を減らしている(食べない)」といった考えは間違いです
なるべくつまみの脂質を減らし、
カロリーが少なくビタミンの多い温野菜やお浸しなどを食べるように心がけましょう
飲んでいる途中には、水やお茶など水分をしっかりとることも大切です
アルコールは、原則として糖尿病患者さんには好ましくない飲み物とされています
アルコールはほどほどにしておきましょう
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202kcal ビール (中瓶/500mL) | 73kcal ワイン (赤/100mL) | 185kcal 日本酒 (1合/180mL) | 158kcal 焼酎ソーダ割 (焼酎80mL、ソーダ120mL) | 135kcal ウィスキー (ダブル/60mL) |
・もち | ・パン | ・くり | ・ごはん |
---|---|---|---|
・あずき | ・さつまいも | ・うどん | ・はるさめ |
・やつがしら | ・そば | ・くずきり | ・じゃがいも |
・スパゲティ | ・くわい | ・さといも |
2.たんぱく質だけにかたよらない
かまぼこばかり、かずのこばかり、くろまめばかり食べていてはダメ!
これらは、“箸やすめ”として少量を楽しみ、
普段通りのおかずで食事をとりましょう
3.食物繊維を忘れずに
野菜、きのこ、海藻、こんにゃく鍋物、サラダ、煮物、酢の物、おひたし、などなど
1.おせち料理に含まれる糖分(砂糖・はちみつ・水あめ・みりんなど)、塩分(しょうゆ・塩など)に注意し、少量を楽しみましょう
調味料について
いつもどおりの“ひかえめ”を心がけましょう。市販の黒豆、栗きんとん、だてまき、甘露煮などは糖分が多いため、人口甘味料などを使って手作りするのがよいでしょう
「あまいッ」と感じる物には、糖分が多く入っています。少量を味わいましょう!(おしるこや甘酒など)
2.『こたつの友』のみかんや柿は食べすぎに注意!!
食 品 | 吸油量 |
---|---|
フライドポテト100g (市販) | 13~18g |
揚げ餅(市販の餅1個50g) | 2.4g |
とんかつ1枚 | 7g |
かき揚げ(小) | 13~18g |
大正エビ天ぷら1尾 | 5.1g |
青しそ天ぷら2枚 | 5g |
かぼちゃ天ぷら1枚 | 2.5g |
みなさんの1日の目安量は、
10g(1,200~1,600kcal)
または、
20g(1,840kcal/日)です
*衣が厚くなるほど、長く油に入れるほど、
また、
古い油になるほど、吸油量は増えます
食 品 | 目安量 | エネルギー | コメント |
---|---|---|---|
ケーキ | 1個(1人前) | 200~400kcal | 脂質と糖質が高いので要注意 ![]() |
フライドチキン | 市販1ピース | 237kcal | 脂肪分が多い![]() |
フライドポテト | 市販Mサイズ | 420kcal | 脂肪分が多い![]() |
ピザ | 市販Mサイズ1/8 | 400~600kcal | 脂質と糖質が高いので要注意![]() |
アイスクリーム(ストロベリー) | 1個 | 260kcal | 糖質だけでなく脂質も高い![]() |
赤 飯 | 130g | 248kcal | もち米は血糖値が上がりやすい![]() |
磯辺焼き | もち2個、100g | 232kcal | 海苔をたっぷり巻きましょう。量に注意![]() |
雑 煮 | 餅70g入り | 200kcal | 野菜をたっぷり入れましょう![]() |
栗きんとん | 茶巾入り、2個 | 170kcal | 炭水化物+砂糖たっぷり![]() |
黒 豆 | 豆皿1杯、30g | 130kcal | 砂糖たっぷり、甘みを引き出す塩も![]() |
だてまき | 2切れ、40g | 80kcal | 糖質たっぷり![]() |
かまぼこ | 2~3切れ、40g | 40kcal | 塩分に注意![]() |
かずのこ | 2~3切れ、40g | 40kcal | コレステロールに注意![]() |
田作り | 豆皿1杯 | 50kcal | 糖質、塩分に注意![]() |
紅白なます | 小皿1杯 | 20kcal | 調味料でカロリーダウンを![]() |
指示エネルギー量を守りましょう
お正月であっても、主治医の先生から指示されたエネルギー量は変りません
食べ過ぎて指示エネルギー量を越えないように注意しましょう
そのためには以下のことを心がけてください
昨年の年末・年始を チェックしてみましょう |
|
1 昨年の年末・年始を思い出す
今までと違う1年のスタートにするためにも昨年の様子を振り返りま
しょう。右表の項目では何個あてはまりますか?
今年はあてはまる数が減るように心がけましょう。
2 年末・年始こそ、計画的に!
食事会や宴会は、「いつ・誰と・どのような会が・何回あるのか」を確
認しておきましょう。回数が多かったり、連日になってしまうと血糖コ
ントロールが乱れるだけでなく、疲労もたまります。体重チェックも忘
れずに。増えてしまった体重は早いうちに手を打って元に戻しましょ
う。
3 特別な日の食事は記録する
記録といっても、何を何グラム食べたという食事記録ではありませ
ん。写真でもメモでも何でもかまいませんから、いつ・どこで・誰と・
何を・どのくらい食べたかを記録し、感想もメモするといいでしょう。ま
た、血糖自己測定を行なっている方は、食べすぎたなと思ったらチェックをしてみるなど、「食べ過ぎ」を常に
意識し、その対策を考えましょう。