けんたくん 岡山店

健康管理のヒントが満載!

2018年08月



・ 自律神経の働きが低下し汗をかけないことも

 
政府は、節電や地球温暖化対策として、エアコンの設定温度を28度にするように求めている

しかし、これが熱中症を引き起こすひとつの原因になっている場合もある

気温が28度でも湿度が高いと、熱中症を起こす危険性が上昇する

さらに、糖尿病で血糖コントロールが良くなかったり、脳卒中などの既往歴のある人は、
体温を調整する自律神経の働きが低下している場合がある

体温が上がっているのに汗をかけなくなると、熱が体にこもってしまう

エアコンを28度に設定しても、実際の気温がもっと高くなっている、
あるいは湿度が高く、熱中症の危険度が高い状態になっていることがある

なお、汗を激しくかくと、水分とともに汗に含まれる塩分も失われるので、
塩分の補給が必要になる

しかし、汗をかいていないのであれば、塩分補給は効果がない

逆にスポーツドリンクなどは糖分が含まれるので、飲み過ぎは血糖コントロールの悪化につながる

気分が悪くなりそうであれば、扇風機を併用したり、
エアコンの設定温度を1~2度下げることが勧められる



・ 高温や直射日光からインスリンやセンサーを守る

 
高温や直射日光の暴露は、インスリン、血糖値測定器やセンサーにも影響を及ぼす

高温や直射日光にさらされるとインスリンは変性して働きが失われてしまう

血糖値が予想以上に高く出る場合は、インスリンに変性が起きていないか検討してみる価値がある

インスリンが熱により変性すると、一般的に透明なインスリンは濁り、
曇っているインスリンは粒子状になり容器の側面に付着する

直射日光にさらされたインスリンは茶色がかることもある

これらの変化したインスリンは使用しないようする

不明な場合は、主治医やかかりつけの看護師、薬剤師に相談しよう

暑い時期には、インスリンを冷蔵庫やクールバッグに保管すると安心できるが、
その場合は凍結しないように気を付ける必要がある

また、血糖値測定器やセンサーも、なるべく室温に近い直射日光の当たらない場所に保管する



糖尿病と暑い夏 異常な高温にどう対策するか
 
糖尿病のコントロールについて十分に注意していれば、
他の人のように夏を楽しめなくなる理由はない

しかし、暑い気候を安全に楽しむためには注意が必要だ

英国糖尿病学会(Diabetes UK)は以下のことについて注意を喚起している
 

・ 暑い夏には血糖コントロールになおも注意

 
気温の高い夏には体を動かさずに、じっとしている時間が増える

運動療法をふだん通り続けるのも難しくなり、血糖値が通常よりも高くなりやすい

その反面、気温が高いときには血行が良くなり、
インスリンを注射すると注射した部位からインスリンが迅速に吸収され、
効きが速くなることがある

その結果、少し運動しただけで低血糖を起こすおそれがある

インスリン療法を行っている人は、血糖自己測定を行い、
血糖値の変動について普段以上に注意する必要がある

それに応じて食事やインスリン投与量を調整する必要がある場合もある




埼玉県和光市で郵送調査を実施
 
健康な高齢者であっても、「社会的な孤立」と「閉じこもり」が重なると、
どちらも該当しない高齢者に比べ、6年後の死亡率が2.2倍に上昇することが、
東京都健康長寿医療センター研究所の調査で明らかになった

「社会的な孤立」が高齢者の死亡率を高めることが知られている

また、週1日以下程度しか外出しておらず、外出頻度が低い状態である「閉じこもり」も、
同様に高齢者の死亡率の上昇に関連する

しかし、これらが重積すると、高齢者の健康にどのような負の相乗効果をもたらすかは不明だった

そこで研究グループは、首都圏近郊の埼玉県和光市で2008~2014年に行った郵送調査をもとに、
高齢者の「社会的な孤立」と「閉じこもり」について解析した

公共交通機関の使用や日常品の買い物、
食事の用意などの日常生活動作に問題のない健康な研究参加者を、
社会的孤立および閉じこもり傾向の有無の組み合わせで4群に分け、
6年間の死亡率の違いを検討した

この研究では、同居家族以外との対面や、電話やメールなどの非対面のコミュニケーション頻度が、両者を合わせても週1回未満の者を「社会的な孤立」とみなし、
ふだんの外出する頻度(買い物、散歩、通院など)が1日1回未満を「閉じこもり傾向」とみなした

なお、「社会的な孤立」とは、他者との接触頻度が極端に減少した状態で、
主観的な孤独感や孤立感とは区別した




・ マインドフルネスが心身の健康とストレス回復力を向上させる

 
「マインドフルネス」は、
日本の禅などの考え方や瞑想をベースにしたメンタルトレーニングとして米国で発達した

マインドフルネスを日本語に訳すと「気付くこと」「意識すること」という意味になる

自分の体や心の状態を意識する瞑想を毎日行うことで、
ストレスを受ける場面に遭遇したときなどに否定的な感情にとらわれることなく、
平静さを保てるようになるという

最近は宗教色を一切排除し、科学的な根拠を示した研究が増えており、
マインドフルネスを応用した瞑想は認知症やうつ病の症状改善に有効と考えられている

集中力も高められるとして、
米国ではマインドフルネスをベースにした社員研修プログラムを提供する企業が増えている

南カリフォルニア大学は、ヨガと瞑想を行い、マインドフルネスを実践することで、
メンタル面と身体面で有益な効果を得られることを明らかにした

研究チームは、ヨガや瞑想によって、脳由来神経因子(BDNF)、視床下部-下垂体-副腎系(HPA)、
炎症性マーカーなどにどのような影響が出てくるかを調べた

研究に参加した38人の男女が、ヨガや瞑想に3ヵ月取り組んだ結果、BDNF、コルチゾール活性、
抗炎症性サイトカインなどが改善しただげでなく、
うつや不安感などのメンタル面でも好ましい変化が起きることが分かった

マインドフルネスを実践することで、幸福感を得やすくなることが示された

「マインドフルネスの方法はヨガや瞑想に限られませんが、これらを長期間行うことで、抗炎症性マーカーが向上し、免疫力も上がることがはじめて分かりました。1日に30分間の瞑想を3日間続けて行うだけでも効果があります」と、南カリフォルニア大学のバルーク ラエル カーン氏は言う

マインドフルネスによって、ストレスレベルが下げられ、
血糖コントロールやうつも改善することは、他の研究でも確かめられている

マインドフルネスを行い、リラクゼーション効果を得るために、数日間の休日はうってつけだ

次の休暇にはマインドフルネスに取り組んでみてはいかがだろう

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