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2019年03月

脂肪組織でインスリン感受性が低下

 
研究グループは、肥満ではない日本人を対象に、
脂肪組織にどのような変化が起きているかを調べた

BMIが正常範囲内(21~25)で、
心血管代謝リスク因子(高血糖、脂質異常症、高血圧のいずれか)をもっていない健康な男性52人を対象に、全身の代謝状態や脂肪分布を調べる調査を行った

具体的には脂肪および肝臓、骨格筋のインスリン抵抗性を、
「2-ステップ高インスリン正常血糖クランプ法」で測定した

この検査は、肝臓、骨格筋のインスリン抵抗性を精密に調べるためのもので、
1人の計測に10時間程度を要する

大変な検査のため、
今回のように健康な人を対象に50人を超える規模で行ったのは世界でも前例がない

リピッドスピルオーバーの指標として、
インスリンにより血液中の遊離脂肪酸濃度がどれくらい低下するかを調べた

その結果、非肥満で健康な人の中でも、肥満者と同様に、
血中遊離脂肪酸が低下しにくい人がいることが明らかになった

体重は正常でも脂肪組織の貯蔵能力が低下している場合が
 
肥満状態になると、
2型糖尿病やメタボリックシンドロームといった生活習慣病(代謝異常)になりやすい

肥満者では脂質を貯蔵する脂肪細胞が容量オーバーとなり、遊離脂肪酸としてあふれだす

これを「リピッドスピルオーバー」と呼ぶ

脂肪は主に中性脂肪として皮下脂肪や内臓脂肪といった脂肪組織に蓄えられる

空腹時には脂肪をエネルギーとして利用するために脂肪組織に蓄えられた中性脂肪が分解され、
遊離脂肪酸となって放出される

この放出や貯蔵をコントロールしているホルモンがインスリンだ

肝臓や筋肉にも蓄えられる脂肪を「異所性脂肪」という

臓器に異所性脂肪が蓄積すると(脂肪肝、脂肪筋)、溜まった脂肪が毒性をもたらし、
肝臓や骨格筋に作用して血糖値を低下させるインスリンが効きにくくなる、
つまり「インスリン抵抗性」が生じる

一方で、アジア人では、2型糖尿病や脂質異常症などを発症する人の多くは、
体格指数(BMI)が25未満の非肥満者だ

その原因として、欧米人などに比べアジア人では皮下脂肪に脂肪を十分に貯蔵できず、
リピッドスピルオーバーを生じやすいからだと考えられるという

65歳以上の患者数過去最多 在宅医療18万人超
 

推計患者数は入院が131万2,600千人(病院127万2,600人、診療所3万9,900人)で、
外来は719万1,000人(病院163万人、診療所421万3,300人)だった

ともに2014年の前回調査から減少した

一方、高齢化の進展などで65歳以上の患者数は過去最多となった

うち65歳以上が占める割合は入院が73.2%、外来が50.7%、75歳以上が占める割合は入院が3.2%、外来が28.9%となっている

調査日に在宅医療を受けた推計外来患者数は18万100人で、施設の種類別にみると、
病院が2万300人、一般診療所が10万5,200人となっている

在宅医療のうち、定期的な「訪問診療」を受けた患者は11万6,300人となった

必要に応じて医師を呼ぶ「往診」を受けたのは4万4,300人だった

在宅医療を受けた外来患者数は2005年までほぼ横ばいだったが、2008年からは増加している

外来患者の増加について、厚労省は「新薬開発や医療技術の向上を背景に、在宅医療が可能な疾患が増えていることなどが挙げられる」と説明

高齢化社会を受け、入院患者を抑えて在宅医療を促す同省の政策が影響しているとみられる

調査は3年ごとに実施しており、全国の病院6,427施設、一般診療所5,887施設などのうち、
これらの施設を利用した入院・外来患者約228万人、退院患者約115万人を対象とした

糖尿病患者数328.9万人、高血圧患者数993.7万人
 
調査結果によると、「糖尿病」の患者数は328万9,000人(男性184万8,000人、女性144万2,000人)となり、前回(2014年)調査の316万6,000人から12万3,000人増えて、過去最高となった
 
 
脂質異常症は14万3,000人増、がんは15万6,000人増、心疾患は3,000人増となっている

「高血圧性疾患」は17万1,000人減、「脳血管疾患」は6万4,000人減だった
 

 主な疾患の総患者数は――
主な傷病総数男性女性
糖尿病 328万9,000人184万8,000人144万2,000人
高血圧性疾患 993万7,000人431万3,000人564万3,000人
脂質異常症 220万5,000人63万9,000人156万5,000人
心疾患(高血圧性のものを除く) 173万2,000人96万3,000人77万5,000人
悪性新生物(がん) 178万2,000人97万人81万2,000人
脳血管疾患 111万5,000人55万6,000人55万8,000人
慢性腎臓病 39万3,000人24万2,000人15万1,000人

となっている

低血糖が起きたときの対処法
 
DVLAは、低血糖を起こしやすい人は、必ずブドウ糖を多く含む食品を車内に常備し、
空腹時の運転を避けることを求めている

また、運転時に低血糖の気配を感じたときは、ただちに車を路肩に寄せて止めて、SMBGを行い、
得られた血糖値に応じて携帯しているブドウ糖を含む食品を摂取することを求めている

さらに「FGM」や「リアルタイムCGM」を利用している場合でも、
72mg/dL以下の低血糖が表示されたり、過去に低血糖を経験していれば、運転を中止し、
SMBGを行い血糖値を確認することを求めている

バスやトラックの運転手は従来通りSMBGが必須だ

日本では、2002年に改正された道路交通法で、
車の運転に支障を及ぼす可能性がある疾患として無自覚低血糖が挙げられ、
さらに2013年からは運転免許証の取得や更新時に虚偽申告をした場合の罰則規定が設けられている

医師が「運転中の意識消失などを防止するための措置を実行できているので、運転を控えるべきとはいえない」と診断したときに運転免許を取得できるようになっている

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