けんたくん 岡山店

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2019年06月

ウォーキングやレジスタンス運動、バランス運動で転倒を防ぐ
 
骨は、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、
強くなる性質がある

ウォーキングを日課にしたり、
階段の上り下りを取り入れるなど、
日常生活のなかでできるだけ運動量を増やすことが必要となる

フレイルやサルコペニアを予防するために有効なのは、
筋肉に負荷をかけて行うレジスタンス運動だ

レジスタンス運動は筋力を高め、疲労を軽減させる

適度な負荷の運動を行い、継続することが大切だ

また、バランス運動や有酸素運動も、
転倒リスクの低減につながるものとされている

とくにバランス運動とレジスタンス運動を併用すると、
筋力の維持とバランス改善により、歩行や移動が安定する

片脚だけで10秒以上立っていられるかどうかを確認する転倒リスクのセルフチェックを行うことも重要だ

筋力低下や低栄養が転倒の原因であることが多い
 

要介護になるきっかけとなるのが、骨折をまねく転倒だ

年齢を重ねるとともに、視力や握力、バランス保持能力といった身体機能が低下していくにつれ、
転倒事故を起こしやすくなる

転倒は筋力の低下が要因であることが多い

高齢者の筋力の低下の主因となるのは、低栄養と運動不足だ

低栄養は、身体を動かすために必要なエネルギーや筋肉や皮膚、
内臓などをつくるタンパク質が不足した状態

食欲の低下や食事が食べにくくなるなどの理由で食事量が徐々に減ると、低栄養になりやすい

高齢者夫婦世帯や独居世帯による孤食では、
食事を簡単に済ませたり(ご飯とお味噌汁のみ、菓子パンや麺類と単品メニューなど)、
肥満やコレステロールが気になり、動物性タンパク質(肉類、卵、乳製品)を控える傾向がある

食事は1日3食しっかり食べて、1日に必要なエネルギーとタンパク質を摂取することが大切だ

「高齢者糖尿病診療ガイドライン 2017」では、腎臓の重度の機能障害がなければ、
高齢者は十分なタンパク質を摂ることが勧められている

高齢者の筋肉の量や質を保つために1.0~1.2g/kg 体重/日のタンパク質を摂ることが推奨されている

タンパク質は、全体の摂取量だけではなく、1日3食を均等に摂取した方が良い

転倒災害の防止が重要課題に
 
転倒については、業種を問わず増加傾向にあり、
休業4日以上の死傷災害の25%程度を占める

とくに高齢の女性での被災が多く、
被災者のうち約26%が60歳以上の女性だ

高齢者の労災が増えているのは、
65歳までの定年延長や全国的な人手不足を背景に、
働く高齢者が増えているからだ

65歳以上の働き手は10年前より309万人増えて875万人に達し、労働力人口全体の12.8%を占める

転倒災害の防止は、
あらゆる人にとっての重要課題といえる

政府は70歳までの雇用の確保を努力義務として企業に課す方針を打ち出している

高齢者が安心して働ける職場づくりも課題となっている

高齢者の労災が増えている

「転倒」の4割近くが60歳超
 

転倒や骨折は高齢者の身体障害をもたらす主要な原因になっている

転倒の多くは、身体的に動作やバランス能力に支障をきたしている状態の人が、
家庭や職場で障害物に遭遇したときに起きる

家庭だけでなく、職場での転倒により労働災害につながるケースも多い

日本の人口動態調査によれば、職業生活を含めた一般生活の中で、
転倒・転落で亡くなる人は交通事故で亡くなる方より多い

働く高齢者の労働災害は増えている

厚生労働省の労働災害発生状況の報告によると、
2018年に労災に遭った60歳以上の働き手は前年よりも10.7%増え、
労災全体の4分の1を占めている

なかでも目立つのが転倒事故だ

全世代では労災全体の25%が転倒によるものだが、60歳以上に限れば37.8%を占める

高齢者の薬物療法の注意点は?
 

高齢者では腎臓や肝臓の機能が低下している場合が多く、そうした人が血糖を下げる薬を使うと、
薬を排泄・分解する力が弱いために、薬が効きすぎて低血糖になったり、
副作用がでたりすることがある

また、高齢者では低血糖のときに、
自律神経症状である冷や汗、震え、動悸などの症状がはっきり出ない場合がある

また
「頭がくらくらする」
「目がかすむ」
「ろれつが回らない」
「元気がない」
など典型的でない低血糖症状を示すため、低血糖が見逃されやすく、
結果として重症低血糖を起こしやすくなる

「SU薬」や「速効型インスリン分泌促進薬」を飲んでいる人は、重症低血糖を起こす可能性がある

血糖コントロールの目標について主治医と相談し、
自覚症状についてよく主治医に伝える必要がある

また、食事が十分にとれていない状況や体調が悪いときに(シックデイ)これらの薬を使い続けると、低血糖が起こりやすくなるので注意が必要だ

低血糖にならないようにするための注意、低血糖になったときの対応方法については、
主治医や薬剤師、看護師が教えてくれる

自分の使用している薬が分からない人は、一度確認するようにしよう

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