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2020年07月

日本人のCOVID-19の重症化に関わる遺伝子を特定
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ワクチンを開発するために、
COVID-19の重症化に関わる日本人特有の遺伝子を特定することが必要になる

そこで研究グループは、
COVID-19で重症化した患者と軽症や無症状で終わった患者のすべての遺伝子配列を調べ、
両者で違いのある多型を見つけることを目指している

COVID-19の重症化に「サイトカインストーム」という現象が関わっている

これは免疫細胞の機能やそれに反応した生体の反応を調節する「サイトカイン」と呼ばれるタンパク質が、過剰に産生され、ウイルスに感染した細胞だけでなく、正常の細胞・臓器まで障害してしまう現象

このような現象も、遺伝子多型によって影響を受けていると考えられている

COVID-19の重症化に関与する日本人特有の遺伝子を特定できれば、重症化を予測できるだけでなく、
ワクチンや治療薬の開発も加速できる

研究グループは、40以上の医療機関の協力を得て、
日本人COVID-19患者の血液検体を600人分集積している

これらの検体を用いて、高解像度HLA解析、SNPアレイ解析、全ゲノムシーケンス解析、
T細胞レパトア解析といった最新の技術を使い日本人COVID-19患者の重症化に関わる遺伝子を探索する

9月を目処に研究成果をまとめる予定としている

日本を代表する科学者が集まり研究を推進
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専門家によると、COVID-19のパンデミックは2~3年続き、
この秋冬にも流行の第2波が到来する可能性が高い

COVID-19の予防や治療のための研究が急がれている

そこで、さまざまな研究分野から日本を代表する科学者が横断的に結集し、
「コロナ制圧タスクフォース」が立ち上げられた

慶應義塾大学、大阪大学、東京大学医科学研究所、国立国際医療研究センター、東京医科歯科大学、
東京工業大学、北里大学、京都大学などが参加している

研究グループが目標としているのは、分子ニードル技術を応用した粘膜ワクチンの開発

これは、鼻腔や舌などなどの粘膜をターゲットとして経口や鼻腔スプレーで投与し、
体内にウイルス抗原を届け免疫を誘導するというもの

注射型ワクチンよりも痛みがなくで実用的だと期待されている

mRNAワクチンの開発も進行中
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一方で、東京大学医科学研究所が中心となり開発が進められているのは「mRNAワクチン」だ

これは、メッセンジャーRNAを投与するもので、体中でコロナウイルスのタンパク質(抗原)が合成され、
免疫が誘導される仕組み

mRNAベースのワクチンは化学合成が可能で、タンパク質ベースのワクチンや、
ウイルスベクターを用いるワクチンなどに比べて、製造工程の開発などに時間がかからず、
安全性も高いと見込まれている

日本医療研究開発機構(AMED)が支援し、東大医科研が進めている研究で、
mRNAワクチン開発を分担しているのは第一三共

すでに動物モデルを用いた試作ワクチンの評価で、
新型コロナウイルスに対して抗体価が上昇していることが確認された

ワクチンの供給体制の整備をはかるとともに、2021年3月頃の臨床試験の開始を目指している

期待がかかるDNAワクチンの開発
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世界保健機関(WHO)によると、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発プロジェクトは、
現在世界で120以上が進行中だ

しかし、新型コロナウイルスはウイルス量が少ないため体内で抗体ができにくいなどの背景があり、
ワクチン開発は容易ではない

世界各国の研究機関・製薬企業がしのぎを削っている中で、
いち早く実用化が期待されているのが「DNAワクチン」だ

DNAワクチンは、ウイルス本体ではなくウイルスの遺伝子情報のみを投与する方法

ウイルスの遺伝子情報を入れたプラスミドDNAと呼ばれるベクター(運び屋)を体内に入れると、
ウイルスが細胞に侵入する際に用いるタンパク質が大量に発生し、それに対して抗体ができるというもの

細胞培養や有精卵で製造するワクチンと異なり、DNAワクチンは大量生産が容易で、製造コストも安い

ウイルスそのものではないので病原性はなく、安全であるという利点もある

開発したワクチンを国内に安定供給するためには、日本で開発・製造されたワクチンが有利だ

WHOによると、ワクチンができるまで18ヵ月、最短で1年かかるとされている

国内でもワクチン開発が急ピッチで進められている

大阪大学発バイオベンチャーのアンジェスは6月に、
大阪大学と共同開発したCOVID-19向けのDNAワクチンの第1/2相臨床試験を開始したと発表した

ワクチンの治験は国内初となる

ワクチン開発で連携協定を締結した大阪市立大学病院で治験を実施

健康な成人を対象に、筋肉内にワクチンを接種し、安全性と免疫原性を評価する

目標症例数は30症例で、2週間間隔で2回投与する

試験期間は2021年7月31日までを予定している

ワクチン量産体制の整備も進められており、製造メーカーはタカラバイオが予定されている

「次亜塩素酸水」の使い方

 
「次亜塩素酸水」については、製造・販売事業者向けにも情報を公開

流水でかけ流すときは「有効塩素濃度35ppm以上のもの」、
拭き掃除に使うときは「有効塩素濃度80ppm以上のもの」を推奨している

さらに「次亜塩素酸水」を使う際の注意点として
▼塩素に過敏な人は使用を控えるべき
▼飲み込んだり、吸い込んだりしないよう注意する
▼次亜塩素酸水を、まわりに人がいる中で空間噴霧することは勧められないこと
を明記している

なお、「次亜塩素酸水」は、新型コロナウイルス対策として物品の消毒に使用することが推奨されている「次亜塩素酸ナトリウム」(ハイター、ブリーチなど塩素系漂白剤の主成分)とは別のものなので、
混同しないよう注意が必要だ

NITEのサイトでは、新型コロナウイルスへの効果が確認された界面活性剤が含まれている洗剤などの製品リストも公開されている

YouTubeで公開されているビデオ
「ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」

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