昔より病気の人や精神疾患などを抱える人が増えているのは昔と比べて食生活が変わってしまったからです
療養食・病態食の宅配食サービス「けんたくん岡山店」の横山貴光です

今宵は「β細胞に分化 インスリン分泌量は約200倍」です

ES細胞やiPS細胞から膵β細胞を作り出すために必要な条件は、
(1)肝細胞への分化誘導の効率を高めること
(2)血糖値に応じてインスリンを分泌する能力があること
 

実験の結果、2つの条件を満たす、β細胞への効率的な分化を促進する2種類の化合物を特定した
 

ひとつは、細胞内小胞に存在するモノアミン量を調節する因子である「VMAT2

アミノ基を一個だけ含む生理活性分子を「モノアミン」と呼ぶ

モノアミンにはβ細胞の分化を阻害する働きがある

VMAT2に膵臓のβ細胞を増やす効果があることがあきらかになった

もうひとつは、細胞内シグナルの中でも重要な働きをしている分子である「cAMP

cAMPはさまざまな細胞反応を調節している

cAMPを添加することで、β細胞の成熟化が促進されグルコース濃度に応じたインスリン分泌が可能になった
 

できた細胞を糖尿病のマウスに移植すると、3週間後には血糖値が正常値に改善した

β細胞の誘導効率はこれまでの約10倍に、インスリン分泌量を約200倍に高めることができた

坂野助教は「今回できた細胞は体内にあるものとほぼ同じ能力がある。今後ヒトのiPS細胞でも研究を進め、ヒトのiPS細胞でも同様の成果を挙げたい。体内に膵臓細胞を入れたカプセルを埋め込んで、血糖値を下げるなどの治療も考えられる」と話している