初診料と検査料が無料になるクーポンを発行

東京都の足立区は、区民1人あたりの糖尿病関連の医療費が23区でもっとも多い

糖尿病が重症化するおそれがあるのに経済的な理由で治療をためらっている人がいるとして、
内科と眼科の初診料と検査料を負担する無料クーポンを渡すキャンペーンを開始した
 

対象となるのは、区内のさまざまなイベント会場に設置する測定コーナーでHbA1c値6.5%以上とされ、
内科受療中でない20~59歳の区民

 

クーポン利用分の費用はNPO法人「足立区糖尿病対策推進協議会」が国の補助事業を活用して負担する
 

HbA1c値5.6%から6.4%までの人は、
メール・電話でのアドバイスを通じて自力で生活習慣改善を試みる「生活習慣改善プログラム」を利用できる
 

昨年12月には、区内のスーパーで看護師が希望者から採血し、血糖値を無料で測定した

104人にHbA1c値測定を行い、7人がプログラムの対象となった
 

参加者の中には、すぐにでも医療機関の受診が必要な人もいたという

「お金や仕事などを理由に、受診に結びつかないケースも多い」と、
同区の衛生部こころとからだの健康づくり課の担当者は話す
 

参加者からは「自覚症状が出ないと、医療機関に行く気にならない。検査を受けはじめて糖尿病のリスクがあると分かった」といった声が寄せられた