・ マインドフルネスが心身の健康とストレス回復力を向上させる

 
「マインドフルネス」は、
日本の禅などの考え方や瞑想をベースにしたメンタルトレーニングとして米国で発達した

マインドフルネスを日本語に訳すと「気付くこと」「意識すること」という意味になる

自分の体や心の状態を意識する瞑想を毎日行うことで、
ストレスを受ける場面に遭遇したときなどに否定的な感情にとらわれることなく、
平静さを保てるようになるという

最近は宗教色を一切排除し、科学的な根拠を示した研究が増えており、
マインドフルネスを応用した瞑想は認知症やうつ病の症状改善に有効と考えられている

集中力も高められるとして、
米国ではマインドフルネスをベースにした社員研修プログラムを提供する企業が増えている

南カリフォルニア大学は、ヨガと瞑想を行い、マインドフルネスを実践することで、
メンタル面と身体面で有益な効果を得られることを明らかにした

研究チームは、ヨガや瞑想によって、脳由来神経因子(BDNF)、視床下部-下垂体-副腎系(HPA)、
炎症性マーカーなどにどのような影響が出てくるかを調べた

研究に参加した38人の男女が、ヨガや瞑想に3ヵ月取り組んだ結果、BDNF、コルチゾール活性、
抗炎症性サイトカインなどが改善しただげでなく、
うつや不安感などのメンタル面でも好ましい変化が起きることが分かった

マインドフルネスを実践することで、幸福感を得やすくなることが示された

「マインドフルネスの方法はヨガや瞑想に限られませんが、これらを長期間行うことで、抗炎症性マーカーが向上し、免疫力も上がることがはじめて分かりました。1日に30分間の瞑想を3日間続けて行うだけでも効果があります」と、南カリフォルニア大学のバルーク ラエル カーン氏は言う

マインドフルネスによって、ストレスレベルが下げられ、
血糖コントロールやうつも改善することは、他の研究でも確かめられている

マインドフルネスを行い、リラクゼーション効果を得るために、数日間の休日はうってつけだ

次の休暇にはマインドフルネスに取り組んでみてはいかがだろう