メタボや2型糖尿病の人にも減量中のモニタリングを
 
前日本栄養士会会長の小松龍史氏は、2型糖尿病でBMI(体格指数)が33の肥満の患者の事例を紹介

この患者は、入院中は厳しいエネルギー制限を行ったため、
骨格筋などの除脂肪組織も減少してしまった

退院後はゆるやかな食事療法で体組成を確認しながらタンパク質量を考慮した栄養指導を行ったところ、4ヵ月間でさらに6㎏程度減量でき、この間は筋肉などの除脂肪組織を維持し、
体脂肪量のみを順調に減らすことができたという

「患者1人ひとりに合わせて、管理栄養士による十分な栄養学的配慮と行動科学的手法を用いた継続的できめ細かい栄養指導を行うことが必要」と、小松氏は指摘している

「メタボや肥満、2型糖尿病の人にも、減量中のモニタリングを適切に行うこと。体重減少や血液検査値のみにとらわれず、体組成を確認し、特に除脂肪組織、筋肉量の減少を見過ごさないことが不可欠」と強調している