脂肪組織でインスリン感受性が低下

 
研究グループは、肥満ではない日本人を対象に、
脂肪組織にどのような変化が起きているかを調べた

BMIが正常範囲内(21~25)で、
心血管代謝リスク因子(高血糖、脂質異常症、高血圧のいずれか)をもっていない健康な男性52人を対象に、全身の代謝状態や脂肪分布を調べる調査を行った

具体的には脂肪および肝臓、骨格筋のインスリン抵抗性を、
「2-ステップ高インスリン正常血糖クランプ法」で測定した

この検査は、肝臓、骨格筋のインスリン抵抗性を精密に調べるためのもので、
1人の計測に10時間程度を要する

大変な検査のため、
今回のように健康な人を対象に50人を超える規模で行ったのは世界でも前例がない

リピッドスピルオーバーの指標として、
インスリンにより血液中の遊離脂肪酸濃度がどれくらい低下するかを調べた

その結果、非肥満で健康な人の中でも、肥満者と同様に、
血中遊離脂肪酸が低下しにくい人がいることが明らかになった