高齢者の薬物療法の注意点は?
 

高齢者では腎臓や肝臓の機能が低下している場合が多く、そうした人が血糖を下げる薬を使うと、
薬を排泄・分解する力が弱いために、薬が効きすぎて低血糖になったり、
副作用がでたりすることがある

また、高齢者では低血糖のときに、
自律神経症状である冷や汗、震え、動悸などの症状がはっきり出ない場合がある

また
「頭がくらくらする」
「目がかすむ」
「ろれつが回らない」
「元気がない」
など典型的でない低血糖症状を示すため、低血糖が見逃されやすく、
結果として重症低血糖を起こしやすくなる

「SU薬」や「速効型インスリン分泌促進薬」を飲んでいる人は、重症低血糖を起こす可能性がある

血糖コントロールの目標について主治医と相談し、
自覚症状についてよく主治医に伝える必要がある

また、食事が十分にとれていない状況や体調が悪いときに(シックデイ)これらの薬を使い続けると、低血糖が起こりやすくなるので注意が必要だ

低血糖にならないようにするための注意、低血糖になったときの対応方法については、
主治医や薬剤師、看護師が教えてくれる

自分の使用している薬が分からない人は、一度確認するようにしよう