筋力低下や低栄養が転倒の原因であることが多い
 

要介護になるきっかけとなるのが、骨折をまねく転倒だ

年齢を重ねるとともに、視力や握力、バランス保持能力といった身体機能が低下していくにつれ、
転倒事故を起こしやすくなる

転倒は筋力の低下が要因であることが多い

高齢者の筋力の低下の主因となるのは、低栄養と運動不足だ

低栄養は、身体を動かすために必要なエネルギーや筋肉や皮膚、
内臓などをつくるタンパク質が不足した状態

食欲の低下や食事が食べにくくなるなどの理由で食事量が徐々に減ると、低栄養になりやすい

高齢者夫婦世帯や独居世帯による孤食では、
食事を簡単に済ませたり(ご飯とお味噌汁のみ、菓子パンや麺類と単品メニューなど)、
肥満やコレステロールが気になり、動物性タンパク質(肉類、卵、乳製品)を控える傾向がある

食事は1日3食しっかり食べて、1日に必要なエネルギーとタンパク質を摂取することが大切だ

「高齢者糖尿病診療ガイドライン 2017」では、腎臓の重度の機能障害がなければ、
高齢者は十分なタンパク質を摂ることが勧められている

高齢者の筋肉の量や質を保つために1.0~1.2g/kg 体重/日のタンパク質を摂ることが推奨されている

タンパク質は、全体の摂取量だけではなく、1日3食を均等に摂取した方が良い