13分のウォーキングを毎日行うと死亡リスクが低下
 

運動や身体活動と死亡リスクとの関連性についてはすでに多くの研究が報告されているが、
運動レベルを経時的に調べ、その効果がどのように変動するかを調べた研究は少ない

そこで英国のケンブリッジ大学などは、40~79歳の男女1万4,599人が参加した前向き研究である「欧州がん・栄養ノーフォーク(EPIC-Norfolk)」研究の成果から、
時間の経過による運動レベルの変化が、
心血管疾患などによる死亡リスクにどう影響するかを調査した

研究チームは参加者を、2016年まで12.5年(中央値)にわたり追跡した

年齢、身長、体重、血圧、血糖、コレストロールなどの検査を定期的に行い、
食事、アルコール摂取量、喫煙などの生活スタイルについて尋ね、
心拍数をモニタリングすることで身体活動についても計測した

その結果、「身体活動エネルギー消費量(PAEE)」を増やすと、
死亡リスクを減少できることが明らかになった

具体的には、身体活動量を1年間に体重1kgあたり239kcal(1キロジュール)増加すると、
あらゆる原因による早死リスクを24%減少できることが分かった

体重60kgの人が活発なウォーキングを13分、毎日行うと、この身体活動量を満たすことができる

これにより、心血管リスクを29%、がんのリスクを11%、それぞれ減少できるという