1日10分のウォーキングで良いので、とにかく始めることが大切
 
WHO(世界保健機関)の運動ガイドラインでは、
成人に1週間に150分以上のウォーキングなどの中強度の運動、
あるいは75分な活発な運動を行うことを推奨している

まったく運動する習慣のない人が、5年間をかけて少しずつ運動量を増やしていって、
運動ガイドラインの求める水準に達するようになると、
この239kcal/kg/日というエネルギー消費量の水準をほぼ満たすことになるという

「過去の活動レベルに関係なく、時間の経過とともに活動レベルを上げた人は、まったく運動をしない人に比べ、5年間で死亡リスクを大きく減少できることが分かりました」と、
ケンブリッジ大学のアレキサンダー モク氏は言う

「運動をする習慣のない運動不足の人でも、1日10分のウォーキングで良いので、とにかく運動を始めることが大切です。すでに運動習慣のある人には、より活発に体を動かすことが勧められます」と、モク氏は強調する

「運動を推奨することは、とくに心血管疾患や2型糖尿病、がんなどのリスクを抱える現役の中高年の成人にとって重要なことです。中年期から高齢期にかけて身体活動レベルの減少を防ぐことが、公衆衛生上の取組みとして必要です」と指摘している