糖尿病の肥満予防に「ゆっくり食べる」ことが効果的
 
九州大学が2型糖尿病の日本人約6万人を対象とした研究でも、食事の速度が肥満やBMIに影響することが示された

速く食べる人ほどBMIや腹囲が上昇するという

研究は、九州大学大学院医学研究院の福田治久氏らによるもので、医学誌「ブリティッシュ メディカル ジャーナル」のオンライン版に発表された

研究チームは、調査期間中に2型糖尿病と診断された日本人5万9,717人を対象に、
食べる速度と体重の増減との関連を調べた

日本医療データセンターが作成した健康保険組合の実施した健康診断のデータベースを利用した

解析した結果、食べる速度が速い人は全体の37.6%(22 070)、普通の人は55.4%(33 455)、
ゆっくりの人は6.9%(4192)であることが判明した

BMI(体格指数)は身長と体重から算出され、体重が適正範囲内かどうかを判断する際に用いられる

BMIが25以上の肥満の割合は、食べる速度が速い人では44.8%、普通の人では29.6%、
ゆっくりの人では21.5%で、
食べる速度がゆっくりであるほど肥満の割合は少なくなることが明らかになった