糖質を取り過ぎると肝臓の脂質代謝のリズムが乱れる
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食品によって体内のリズムは変化する

名古屋大学のグループによる研究では、糖質を取り過ぎると、肝臓の脂質代謝のリズムが乱れて、
中性脂肪を蓄積しやすくなることが解明された

2型糖尿病や高血圧の前段階であるメタボリックシンドロームの主な原因は、食べ過ぎや運動不足などだが、糖質の取り過ぎも影響している

世界保健機関(WHO)は1日の糖質の摂取量を摂取エネルギー総量の5%未満にすることを推奨している

名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭准教授らの研究グループは、ラットの実験で、
糖質の取り過ぎにより脂質代謝異常(脂肪肝、高中性脂肪)を発症するメカニズムを詳しく調べた

その結果、糖質(ショ糖)の取り過ぎにより、肝臓の脂質代謝の概日リズムが乱され、
中性脂肪が蓄積されやすくなることを解明した

ショ糖を構成する果糖とブドウ糖は、わずかな構造上の違いがあるだけにもかかわらず、
代謝におよぼす影響が大きく異なり、それに体内時計が関係していることも分かった

脂質が過度に合成されると、肝臓に中性脂肪がたまりやすくなる

この脂肪肝が進行すると非アルコール性の脂肪性肝炎になり、
さらに進行すると肝硬変などに移行しやすくなる

また、脂肪肝はインスリン抵抗性を引き起こす

小田准教授らは「デザートは別腹と言うように甘味には特別な魅力がある。ショ糖や果糖の取り過ぎによるメタボリックシンドロームの予防への手がかりになると期待される」としている