「のどバリア」を高めて感染症を予防
 
「ウーマンウェルネス研究会」は、感染症予防に大切なのは、
感染前の最後の砦である「のどバリア」を高めることだと提案している

前述のようにウイルスはのどや鼻の粘膜細胞に感染するが、
のどや鼻の粘膜細胞の表面にはウイルスなどの異物を体内に入れないように、
最後の砦としてバリア機能が備わっている

具体的には「唾液」「粘液」「線毛運動」の3つの機能がある

感染前に、これらの機能を高め、サポートすること、
すなわち、「のどバリア」を高めることが感染症予防には重要だ

 
口や鼻から入ったウイルスが「のど奥の粘膜細胞」に吸着した後、
ウイルスが粘膜細胞に侵入して感染が成立する

ひとたび感染が成立するとウイルスは粘膜細胞の中で急激に増殖し、他の粘膜細胞に感染が拡大する

最終的には発熱や筋肉痛などの症状を発症する

インフルエンザを予防するために、手洗い、マスク、インフルエンザワクチンの接種に加え、十分な休養、栄養バランスのとれた食事など、日頃から体調管理を行うことが大切だ

それらに加えて、「のどバリア」を高める新しい予防習慣として、
「ウーマンウェルネス研究会」では3つの方法を提案している
 

(1) 粘膜バリア(カテキンをのどにとどめる)
● 緑茶をちびちび飲む
● とろみをつけたカテキンを摂る


(2) 唾液バリア(唾液の量と質をあげる)

● 舌顎下腺の唾液マッサージ
● 炭酸発泡刺激


(3) 蒸気バリア(のどを加温加湿する)

● 洗面器のお湯にユーカリを入れて蒸気を吸引

「のどバリア」を高める習慣について、
詳しくは同研究会のホームページ「ウェルラボ」で紹介されている 

ウェルラボ(ウーマンウェルネス研究会)
「ウェルラボ」は、医師や専門家、企業が集い発足した「ウーマンウェルネス研究会」が、
知っておきたい健康の基礎知識や不調への対応策など、
女性のための健康に関する情報を発信するサイト 
インフルエンザ総合対策(日本医師会)

インフルエンザ(厚生労働省)
厚生労働省は、「今冬のインフルエンザ総合対策」ページにインフルエンザ発生状況(発生動向情報、インフルエンザ様疾患報告情報など)を逐次掲載し、更新している

流行状況をふまえた対策の実施に役立てられる