50~64歳ではBMI 20.0〜24.9を目標に
目標とするBMIの範囲(18歳以上)
 
食事の総エネルギー摂取量は、
目標とする体重に基づいて計算されている

これまで体格指数(BMI)22に身体活動量をかける計算式により、
総エネルギー摂取量が決められることが多かった

これは、この計算式が考案された当時は、
日本人の平均BMIがこの値に近似していたことから違和感なく受け入れられてきた

しかし、BMIと死亡率との関係を調べた最近の研究では、もっとも死亡率の低いBMIは、
アジア人では20〜25であることが分かってきた

2型糖尿病でも、日本人や中国人では、総死亡率がもっとも低いBMIは20〜25だと報告されている

75歳以上の高齢者でも、BMIが25以上であっても死亡率の増加はみられなかった

標準体重BMI 22を基準にして、総エネルギー摂取量を設定することは一定の目安にはなるが、
現在は、健康的な食事をする上で、目標となるBMIは20〜25と許容幅があるという考え方に変わってきた

必ずしも22を厳守しなければならないわけではない

もちろん年齢が比較的若くて、とくに肥満があり、
インスリンが効きにくくなったインスリン抵抗性がある場合には、
食事や運動などの生活スタイルを積極的に改善する必要があることは変わらない

そうした場合は、食事のカロリー制限によって肥満を解消するのは効果的な治療になる