カロリー制限をして肥満を解消することも重要
 
そうはいっても、肥満のある人は食事でカロリー制限をして、
肥満を解消することが、糖尿病の治療で効果的であることを科学的に確かめた研究は、世界中で多く報告されている

体重をコントロールし、
肥満を解消することが重要だと考えられている

フィンランドの糖尿病予備群を対象としたDPS研究では、
総エネルギーの減量と身体活動の増加を中心に生活介入を4年にわたり行い、1年間で体重を5%減少すると糖尿病の発症率が低下することが明らかになった

米国の「糖尿病予防プログラム(DPP)」でも、糖尿病の発症リスクの高い人が、
3年間で体重を5%減らすと、糖尿病の発症を55%抑制できることが示された

また、「Look AHEAD」研究では、生活改善により体重を1年で8.6%減らすと、
HbA1cが0.6%低下するという結果になった

体重が減少することで、肝臓、脂肪のインスリン抵抗性が改善するという

日本肥満学会のガイドラインでも、特定保健指導の調査結果にもとづき、HbA1cの改善するために、
体重減量の目標を3〜5%としている