糖尿病の人は感染症に対策するためにも血糖コントロールが重要
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「COVID-19に感染した2型糖尿病の患者さんで、血糖コントロールが良好であれば、好ましい結果が示されたのはとても嬉しいことです」と、武漢大学人民病院のHongliang Li氏は述べている

「血糖コントロールを改善することが、COVID-19の予後を改善するために、効果的な補助的アプローチとなることが示されました。世界には2型糖尿病の人が5億人以上おり、このことは多くの人にとって明るいニュースになります」と、Li氏は言う

研究者たちは今回の調査をもとに、糖尿病とともに生きる人々に向けて、
3つの主要なメッセージを発信している――
 

糖尿病のある人がCOVID-19に感染すると、死亡や深刻な合併症のリスクが高くなる

   そのため、糖尿病のある人は感染を避けるために、念入りに対策を講じる必要がある


・ 手洗いやアルコールによる消毒を行う

 
   感染者が触れたものに触ると、ウイルスが手に付着し、
   その手で口や鼻を触ると粘膜から感染する(接触感染)

 接触感染を避けるために、手洗いや手指消毒用のアルコールによる消毒を徹底して行う

   石鹸を使った手洗いはコロナウイルスの膜を壊すことができるので有効だ

   手洗いはたとえ流水だけであっても効果があるので必ず行う

 頻繁に触れるものをきれいにして消毒する

   食物、コップやグラス、タオル、道具などを共有しない
 

・ 混雑した場所を避ける
 
   飛沫感染を避けるために、咳などの呼吸器疾患の症状を示す人との接触を避ける

   人と人との距離をとること(社会的距離)も重要

   対面での社会的距離はおよそ2メートル

 不要不急であれば、集会や会合、公共交通機関などの感染リスクの高い場所には行かないようにする
 

・ 健康管理を心がける
 
   家やオフィスの換気を十分に行う

   免疫を高めるために、十分な睡眠により休養をとり、自己の健康管理をしっかり行う
 

糖尿病のある人は、ふだんから血糖コントロールを良好に保つ必要がある

   パンデミックの期間中には、血糖コントロールの改善はとりわけ重要になる

   血糖値を適切な範囲に維持することは、合併症を防ぐためだけでなく、
   感染症に対策するためにも必要

もしもCOVID-19に感染した場合には、感染症に対する治療に加えて、
   血糖値を適切な範囲に維持するための治療も必要になる

 
研究チームは、2型糖尿病とCOVID-19の予後の関連について、さらに調査を重ねるとしている

2型糖尿病のある人が感染症に対策するために、
どのような根本的で生物学な方法が考えられるかを探っている