インスリンを注射する箇所の皮膚病変に注意
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インスリン製剤の多くで、体の同一箇所へ繰り返し注射することで、
注射箇所に「皮膚アミロイドーシス」また「リポジストロフィー」があらわれることがあるのが判明した

皮膚アミロイドーシスは、皮膚にアミロイド(線維状の異常タンパク質)の沈着がみられる疾患

リポジストロフィーは、注射部位などに脂肪組織の異常が起こる疾患

これらは、長く同じ部位ばかりに注射していると起こりやすくなる

皮膚アミロイドーシスまたはリポジストロフィーがあらわれた箇所にインスリン製剤を投与した場合、
吸収が妨げられ十分な血糖コントロールが得られなくなることがある

厚生労働省は5月19日に「『使用上の注意』の改訂について」を発出し、
製薬メーカーに対しこうした点について添付文書の改訂を指示するとともに、
医薬関係者へ情報を提供し必要な措置を講ずることを求めている

注射箇所は「少なくとも前回の注射箇所から2~3cm離す」ことや、
注射箇所に「腫瘤や硬結」がみられた場合は、
「その箇所への注射を避けること」といった処置が必要になる

血糖コントロールの不良が認められた場合には、医師に相談した上で、
「注射箇所の腫瘤や硬結の有無を確認し、注射箇所の変更とともに投与量の調整を行うなどの適切な処置」を行う必要が出てくる場合がある

過去には、血糖コントロールの不良にともない、
過度に増量されたインスリン製剤が正常な箇所に投与されたことにより、
低血糖に至った例が報告されている