日本人のCOVID-19の重症化に関わる遺伝子を特定
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ワクチンを開発するために、
COVID-19の重症化に関わる日本人特有の遺伝子を特定することが必要になる

そこで研究グループは、
COVID-19で重症化した患者と軽症や無症状で終わった患者のすべての遺伝子配列を調べ、
両者で違いのある多型を見つけることを目指している

COVID-19の重症化に「サイトカインストーム」という現象が関わっている

これは免疫細胞の機能やそれに反応した生体の反応を調節する「サイトカイン」と呼ばれるタンパク質が、過剰に産生され、ウイルスに感染した細胞だけでなく、正常の細胞・臓器まで障害してしまう現象

このような現象も、遺伝子多型によって影響を受けていると考えられている

COVID-19の重症化に関与する日本人特有の遺伝子を特定できれば、重症化を予測できるだけでなく、
ワクチンや治療薬の開発も加速できる

研究グループは、40以上の医療機関の協力を得て、
日本人COVID-19患者の血液検体を600人分集積している

これらの検体を用いて、高解像度HLA解析、SNPアレイ解析、全ゲノムシーケンス解析、
T細胞レパトア解析といった最新の技術を使い日本人COVID-19患者の重症化に関わる遺伝子を探索する

9月を目処に研究成果をまとめる予定としている