多目的ホールでは観客がマスクを付け間を空けて座ることが必須
とぎつカナリーホール1階席の写真|フリー素材は「ぱくたそ」写真を ... 

コロナでイベント開催の自粛を求められている多目的ホールでの飛沫拡散のシミュレーションも実施した

川崎市にある1万4,000平方メートルの多目的ホールで2,000人が着席した状態を想定した

多目的ホールは換気を考え、客席の下部にエアコンが取り付けられた設計になっており、
仮に汚れた空気であっても、客席では数分、全体では10分で空気が入れ替わった

観客がマスクを付けて間を空けて座れば、
エアロゾルによる感染リスクは、ほぼ問題ないレベルだという

客席で連続して強い咳をした場合のシミュレーションも実施した

マスクをしないでいると、飛沫は前列の人たちまでが広がるが、
マスクをした場合は、小さな飛沫はまわりに漂うものの拡散は抑えられることが分かった

舞台上の演者がせきをした場合は、小さな飛沫が2~3メートル飛散し、エアコンの風で拡散する

そのため、観客は舞台から一定の距離を取って座ることが望ましいという

観客がマスクを付けてて間を空けて座れば感染リスクは抑えられる
出典:理化学研究所、2020年


「エアコンの併用や窓開けなどによる換気を徹底した上で、観客を半分程度にして、全員にマスク着用を求めることが大切。今後の制限については、地域でクラスターが発生していないかを見極めながら、徐々に緩めていくことになるだろう」と、坪倉氏は指摘している

研究グループは今後は、公共交通機関での評価にも取り組む予定だ

すでに通勤列車での検討は発表しているが、
タクシー、バス、飛行機などでもシミュレーションを実施するという

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